木曜日, 12月 17, 2015

gabacho-net.cn

 12月15日に、上海のドメイン登録事業者からメールが来た。

「『gabacho-net.cn』というドメイン申請がありましたが、これがあなたのドメイン名『gabacho-net』と衝突することを発見しました。これはあなたの商標ですか?また、あなたのビジネスパートナーが中国にいますか?」

 その日のうちに返信した。

「『gabacho-net.jp』は私の個人の趣味のためのドメイン名であり、商標ではありません。しかし、私のドメイン名は、私が開発して公開しているS25Rというスパム対策方式のために世界でわりと有名です。もし同じ『gabacho-net』というドメイン名が無関係の人や会社に使われたら不満です。単に『gabacho』なら、これは実在のスペイン語の単語にすぎないので問題ないのですが。ともかく、貴社あるいは貴国のポリシーに従うしかないと思いますが、私がすることがあれば教えてください。」

 その後、12月17日10時時点でまだ処置についての連絡はない。「gabacho」だけならまだしも、「-net」まで一致させるとは、S25Rスパム対策方式の開発者である私との関係者を装って悪事を働くことを目論んでいるのではないかと思ってしまう。でも、商標ではないからという理由で認可されてしまってもやむを得ない。本来、ドメインネームシステム上では、トップレベルドメインが異なればサイトドメイン名に同じものがあってもよいのに、こうして他国のサイトドメイン名との衝突まで調べて知らせてくれただけでもありがたい。もし「gabacho-net.cn」のサイトができてしまったら、私のサイトで「無関係」を宣告するまでのことである。

(追記)
 ドメイン登録時業者が申請者に「ドメイン名を変えたらどうか」と助言してくれていたらしい。本日12月17日、申請者から私に「gabacho-net.cn、gabacho-net.com.cn、gabacho-net.net.cn、およびgabacho-net.org.cnというドメイン名は我々のビジネスに重要なものだから、登録申請を強行する」との通告が来た。「OK。違法でない限り私はドメインの登録を差し止めることはできない。しかし、あなたが私のユニークなドメイン名を真似ることが純真な意図によるものだとは私は信じない。それらのドメインは私とは無関係であると私のウェブサイトで宣告する。通告ありがとう」と返した。なあに、かえって箔が付く。

(再追記)
 さっそく私のウェブサイトのホームページとその英語版スパム対策技術のトップページとその英語版に宣告を掲載した。