この記事は2005年1月に書いたものである。そのころは、勤務先のメールサーバのsendmailがReceivedヘッダに送信元ホストの逆引き名を記録してくれなかったので、S25Rを応用した正規表現でHELOアドレスを検査して約60%、HTMLメールを捨てるフィルタを加えて約80%、さらに、怪しい単語(「viagra」など)を引っかけるフィルタを加えて約90%をごみ箱行きにしていた。そのノウハウをベースに書いたものだった。
その後、2006年8月から勤務先のメールサーバで逆引き名が記録されるようになったので、実験の結果、改良した簡易一般規則を作り、ブラックリストと併せて約97%のスパムをごみ箱行きにできるようになった。そのノウハウを2007年1月に追記していた。
しかし、古い情報に新しい情報を追記することで内容がごちゃごちゃし、読者には「要するにどう設定するのがよいのか」がわかりにくくなっていると思った。そこで、改良前の簡易一般規則などの古い情報を捨ててしまい、現時点で役立つ情報だけに絞って書き直した。
Receivedヘッダに逆引き名が記録されないケース(記事ではタイプCと称している)の設定方法の説明は思い切ってやめて、「ここでご説明する方法ではあまり効果が得られません。あきらめてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿