日曜日, 2月 01, 2009

IPv6アドレスを引っかけないようにルール1を変更

 BBSのゲストのJE3KMZさんから、IPv6アドレスのホストからのアクセスがルール1で蹴られてしまうという申告をいただいた。
 IPv6アドレスの表記は、「2001:2f8:0:100::153」(f.dns.jpの例)のような形である。Postfixは、まずFQDNを正規表現と照合して、どれともマッチしなければ、次にIPアドレスの表記を正規表現と照合する。だからIPv6アドレスがことごとくルール1に引っかかってしまうのだと気付いた。
 そこで、ルール1を次のように変更した。

/^[^.]*[0-9][^0-9.]+[0-9]/ 450 S25R check, be patient

/^[^.]*[0-9][^0-9.]+[0-9].*\./ 450 S25R check, be patient

 正規表現の末尾の「\.」はドットにマッチする。これにより、ドットを含まないIPv6表記は引っかからなくなる。
 これで解決したとの報告をいただいたので、論文を修正した。

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