水曜日, 7月 01, 2015

公開ブラックリストのポリシーを少し修正

 公開ブラックリストのポリシーを少し修正した。下線部分が変更点である。

 スパムを送信したことがあり(そのスパムが受信されてしまったかどうかにかかわらず)、かつ以下のいずれかの条件を満たすホストまたはドメインをブラックリストに掲載します。
  • そのドメインのウェブサイト(http://www.ドメイン名/ または http://ドメイン名/)がない。――ドメイン全体を警戒する拒否条件を掲載します。
  • ウェブサイト(リダイレクトされたページを含みます)があっても、そのドメイン固有の真っ当なビジネスの説明が掲示されていない。――ドメイン全体を警戒する拒否条件を掲載します。
    (空白のページ、パスワード入力ページ、ドメイン転売のページ、リンク集だけのページ、違法なビジネスのページはこの条件に含まれます。)
  • ウェブサイト(リダイレクトされたページを含みます)に掲示されたビジネスは、顧客のコントロール下にあって悪用されるリスクのあるホストを収容するネットワークサービスである。――そのドメイン内の不審なホストまたはホスト群だけを警戒する拒否条件を掲載します。
    (ネットワークサービス事業者のコントロール下にあるメールサーバは、たとえそこからスパムが送信されても、掲載しません。)
 上記の条件に当てはまらないホストであっても、挙動が悪質である(ビジネスは合法でも、広告メールの送信を違法に繰り返しているなど)か、またはドメイン所有者などの情報から疑わしいと判断される場合は、掲載することがあります。

 まだスパムの前科のないドメインまで疑わしいと判断してブラックリストに掲載するというポリシーは、私には運用が困難だという考えから、今まで明文化していなかった。しかし、いつも協力してくださっている方が、高い調査スキルを駆使して、そういう疑わしいドメインも報告してくださっている。そこで、そのような貢献を受け入れるというポリシーを明文化する意味で、上記のように修正した。

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