「550」で蹴られた。
<***@mail.ru>: host mxs.mail.ru[194.67.23.20] said: 550 Access from ip address 219.163.213.18 blocked. Visit http://win.mail.ru/cgi-bin/support_bl?ip=219.163.213.18 (in reply to RCPT TO command) |
示されているURLにアクセスしてみたら、私のサーバのIPアドレスがブラックリストに登録されていると表示されていた。入力フォームがあり、ブラックリストから削除してもらうためにはIPアドレスの役目(mission)を書かなければならないとのことだったので、「このIPアドレスは、個人インターネットサイト、gabacho-net.jpドメインのものです。このホストは、不正メールを送信したことはありません」と英語で記入した。
すぐに通知メールが来た。ロシア語と英語が併記されていた。
Hello! Your IP has been removed from our black list. Access will be opened in a few minutes. With best regards, Mail.Ru support team |
数分後にアクセスがオープンされると書いてあったが、翌1月11日の朝まで待っても送信できなかった。
11日、勤務先から返事を送ってみた。やはり拒否された。
24時間を超えた12日の朝になっても、返事の再送信は拒否された。もうあきらめようかと思ったが、12日の夜、再度win.mail.ruにアクセスして、もう一度入力フォームに入力した。
今度はすぐには通知メールが来なかったが、翌13日の朝に受信。12日の23時58分に着信していた。今度は文面が少し違っていた。
Hello! Your IP will be added to our white list. Access will be opened in a few days. With best regards, Mail.Ru support team |
前回は「ブラックリストから削除されました(現在完了形)」、今回は「ホワイトリストに登録されます(未来形)」。アクセスがオープンされるのが、今度は「数日後」と書いてあったのでびっくりしたが、すぐに返事を再送信してみたら、今度はうまく送信できた。もしかしたら、2回目の申請は必要なくて、1回目の申請を受け付けてから手動でホワイトリスト登録するまでに48時間以上かかっただけかもしれない。
あらかじめ「白」とわかっていないIPアドレスは全部「黒」扱いして、メールをエラーリターンさせる。そして、送信者または送信側のメールシステム管理者に申請させて、人手で審査してホワイトリスト登録し、それから再送信させる。これなら、mail.ruドメインのユーザーはスパムやウィルスメールとはほとんど無縁であろう。
しかし、インターネットの仕組みをよく知らないユーザーは、エラーリターンを受けてどうすればいいのか途方に暮れて、送信をあきらめてしまうかもしれない。また、mail.ruドメインのユーザーがオンラインショッピングをした時、確認メール送信サーバの管理者はいちいちホワイトリスト登録を申請したりはしないだろう。だから、mail.ruドメインのユーザーが受けたかったメールを受けられないという事態が頻発するに違いない。
ここまでの防御はやりすぎである。
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