この事実を公言することの了承は得ていないので名前は伏せるが、あるサイトのウェブページでは、複数の担当部門の連絡先メールアドレスをテキストで表示し、なおかつそれをmailtoアンカー(クリッカブルメールアドレス)にしている。スパムを避ける方法として今では広く使われるようになった入力フォームに比べ、連絡手段を提供するウェブマスターにとっても、連絡をとりたい閲覧者にとっても楽な、古きよき時代のやり方である。今どきこんなことをしたら、たちどころにメールアドレスを拾われてスパムの餌食になる。
実はそのサイトではS25R方式が採用されている。もちろん少しはすり抜けスパムを受けるだろうが、業務が妨害されるほどではないからかまわないと判断されているのだろう。
メールアドレスをスパマーどもにさらしながらも、ネットワークリソースとスタッフの業務をS25R方式ががっちり守り抜いている。そう思うとなんだか痛快である。
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