http://www.gabacho-net.jp/anti-spam/black-list.txt
に仮登録してある。
この方法を使うための推奨設定は次のとおりである。なお、Q&Aのページで説明している、permit_sasl_authenticatedやreject_unlisted_recipientなどの追加指定は省略して示す。
smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks, check_client_access regexp:/etc/postfix/white-list.txt, check_client_access regexp:/etc/postfix/white_list, check_client_access regexp:/etc/postfix/black-list.txt, check_client_access regexp:/etc/postfix/rejections |
●white-list.txt:公開ホワイトリスト
●white_list:ローカルのホワイトリスト
●black-list.txt:公開ブラックリスト
●rejections:ローカルのブラックリストと一般規則のルール0(ルール1~6はコメントアウトする)
公開ホワイトリストは、ルール1~6が有効であることを前提としたものそのままであり、その中の逆引きできるホストの指定は不要なものである。しかし、あえてそのまま使うことを推奨したい。それまで届いていたメールがブラックリストの更新で突然ブロックされることが、すでに知られたメールサーバについては避けられるからである。逆引きできないホストだけを集めた第二のホワイトリストファイルを作って提供することはしないことにした。
この方法を採れば、S25R一般規則に引っかかる未知のメールサーバであっても、逆引きできて、かつブラックリストに登録されたドメインになければ、ブロックされずに済む。ただし、以下のことに留意していただきたい。
●S25R一般規則でならブロックできたスパムがすり抜けることがありうる。
●逆引きできない未知のメールサーバがブロックされることは変わらない(スパム対策上、逆引きできないホストを一律に許可するわけにはいかないから)。
●ブラックリストの更新によって、それまでブロックされていなかったメールサーバがブロックされるようになる(ホワイトリスト登録が必要になる)ことがありうる。
S25R一般規則に引っかかる未知のメールサーバをブロックしないことを優先したいか、未知のボットネットからのスパムをS25R一般規則でブロックすることを優先したいかは、それぞれのサイトで判断していただきたい。
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