火曜日, 5月 19, 2015

本文チェックによるブロックに成功

 本文に共通点のあるスパムが最近4件着信していた。日付、送信元、サブジェクトを示す。

2015/04/03 july.7819888.com "we can bring you buyers"
2015/04/09 rain.828873.com "need pics retouching?"
2015/04/16 pizza.89mt.com "need email marketing?"
2015/05/06 boo.bianmingdai.com "find new customers"

 本文の共通性というのは、
Contact: ***@aliyun.com
または
Email: ***@aliyun.com
という文が入っていることである。メールアドレスのユーザー名は毎回違っていたが、aliyun.comは一定。これはスパマーがコンタクトを受けるためのドメインだと推測した。ユーザー名をいくつでも用意するのは簡単だろうが、ドメインはそうそういくつも用意できないだろう。そこで、body_checksに

/@aliyun\.com/ REJECT

と設定していた。
 これで5月15日に1件、送信元chu.0530ok.comからのスパムのブロックに成功していた。送信者アドレスのドメインはyahoo.comで、送信元はyahoo.comのSPFと一致しないので、蹴飛ばして問題なかっただろう。
 なお、4月11日の記事にも書いたとおり、このようなブロッキングは、個人サイトか、ユーザー全員の了解を得ることができる小規模サイトでなければお勧めしない。私がこれを書いているのは、あくまでも自分の活動日誌として、また、閲覧者への単なる参考のためである。対策なしでは一日200通ほどのスパムを受けていた人も、S25Rによってスパムの受信は一日数通(グレイリスティングなどで偽陽性判定からの自動救済をしていてもおそらく10通程度)と、仕事を邪魔されない程度にまではなっているはずだから、業務でメールシステム管理をしている人は、こんな趣味的なブロッキングにうつつを抜かすべきではない。

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