「スパム対策技術」の目次ページの先頭にS25R方式の要点を掲示しているが、これを少し書き換えた。全不正メールアクセスに対する阻止率は99%だが、宛先の正しいスパムの阻止率はやや低くて97%であること。それに、注意点として、初期の偽陽性判定率が13%と高いことも書いた。13%という値は、わずか142個のホストから算出したものなので(11月29日「偽陽性率」)精度が粗いと思うが、おそらく大規模サイトでの統計からさほどかけ離れてはいないだろう。
また、10月から、論文のページの先頭に「このページへ直接来られた方は、目次ページもご覧ください。」と書き加えている。論文だけでなく、ホワイトリスト情報、導入者の皆様の声、このブログ、ボランティアの方々による工夫などの情報を総合的に見てほしいからである。
論文の上っ面だけを読んで批判されるのも不本意だが、副作用のリスクをちゃんと理解せずに導入されるのも困る。Googleで「スパム 対策」で検索すると論文が1位にヒットするが、そこから目次ページへ誘導すれば、S25R方式をより正しく理解してくれる人が増えるだろうと期待している。
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