金曜日, 4月 03, 2009

E-mailレピュテーション

 3月30日から勤務先でスパム対策が始まった。S25R方式ではない。トレンドマイクロのE-mailレピュテーションを利用したものである。社内IT部門としては、社員をスパム問題から救うというよりも、スパム問題のために何もしていないと言われないための手っ取り早い方法をとりたかったらしい。
 その後に私が受けたスパムは、3月31日には14通、4月1日には15通、4月2日には16通だった。2月には969通、3月には1061通だったことから、この3日間に月あたり1100通の割合でスパムが押し寄せていたと仮定すると、阻止率は59%ということになる。2008年3月20日「DNSBLって効くの?」で、SPAMCOPを利用した場合の阻止率は50~60%と推測されると述べた。それと同じくらいである。トレンドマイクロは70%くらいと言っていると聞いたが、それより低い。
 DNSBLのたぐいのIPアドレスブラックリスト方式の効果はしょせんそんなものだろう。データベースの維持にコストがかかっているだろうに。

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