S25Rをすり抜けてSPAMCOPでブロックされたスパムは5通あった。これらが着信していたとすると、阻止率は99.2%である。これもけっこう高い値だが、SPAMCOPの併用でさらに0.3%上がったことになる。SPAMCOPによる偽陽性判定は起こっていない。
S25Rでブロックされたホストの中には、論文に示していない追加の一般規則とブラックリストで引っかかったものがあった。そのうち以下に○で示したものはSPAMCOPに登録されていた。
router.shtorm.com [195.62.14.1] | ○ |
pursuant.age.volia.net [77.122.227.132] | |
smatteringness-warmth.volia.net [77.123.102.225] | ○ |
devoted-parlayer.volia.net [93.74.8.151] | ○ |
つまり、追加の一般規則とブラックリストがなかったとしても、4通のうち3通はSPAMCOPでブロックできたということである。
SPAMCOPの併用はかなり役に立つ。一方、今までにスパムアクセスをしてきたホストをRBL.JPのBlack list DB checkで調べたところでは、RBL.JPに登録されていたことは数えるほどしかなく、spamhausに登録されていたのを見たことは一度もない。
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