掲示板にhanaさんから寄せられたホワイトリスト情報は、リトライしないメールマガジン送信サーバのものだった。公開ホワイトリストへの登録は以下のとおりである。
# Sep 02, 3009: mail2.nc-nippon.com (*)
/^210\.197\.89\.90$/ OK
ログからは7日間隔のリトライに見えたが、7日ごとに発行されるメールマガジンで、応答コード「450」に対してリトライしていないことがわかったとのこと。リトライしないメールサーバもあるとは聞いていたが、本当に見つかったのはこれが初めてである。
hanaさんは、「単発のアクセスも無視できないと反省。HELOと送信者のドメインが一致する場合は要注意といったところでしょうか」とおっしゃっていた。しかし、単発のアクセスの中に正当なメールがあるかもしれないと思ってログを監視するのは大変である。
リトライしないようにメールサーバを設定しているということは、届かないなら届かないでかまわないと思っているということである。そういうのは、スパムでなければおそらくメールマガジンだけで、個人が送信するメールではまずそんなことはないだろう。届かなくてもかまわないようなメールのためにメールシステム管理者が苦労する必要はないだろう。受信者が待っているメールならば、受信者が「届かないんだけど」と申告してくるだろうから、その時に調査してあげればよい。
0 件のコメント:
コメントを投稿