S25Rホームページに掲載しているS25R方式の要点の説明に
●スパムとウィルスメールの全アクセスに対する阻止率約99%。
●宛先の正しいスパムの阻止率97%以上。
と書いていたが、
●スパムやウィルスメールの阻止率97~99%。
と書き直した。
おとりのアドレスやでたらめのアドレスに宛てたスパムを含む全アクセスに対する阻止率は、論文に記載している2004年4月の統計では99.1%だった。2006年7月にも99.1%だった。ところが、宛先の正しいスパムについての阻止率はやや低くて、同月で97.4%だったことがわかった。そこで、誇大広告にならないように二つのデータを併記していた。
その後何度か、宛先の正しいスパムの阻止率のデータをとっていたところ、97%を下回ることはなく、2009年4月26日から5月30日までの期間には、SPAMCOPの併用による効果を除いても99.2%の阻止率を達成していた。だから、宛先の正しいスパムについても阻止率は97~99%だと言っても嘘ではない。講演資料には「阻止率97~99%」と記載した。
宛先の正しいスパムについても「阻止率97~99%」が誇大広告にならないことがデータの蓄積によってわかっているので、こう書いた方が、二つのデータを併記するよりもわかりやすいだろう。
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