拒絶ログソーティングスクリプトの新バージョンを10月27日に公開したが(こちらの記事)、全面的に変更していたegrepの式を少し修正した。
egrep 'reject: RCPT from [^ ]+ 4[0-9][0-9] ' | \
↓
egrep 'reject: RCPT from [^]]+\]: 4[0-9][0-9] ' | \
入力されるログ行の実例は次のとおり。
Nov 6 13:55:31 a postfix/smtpd[32141]: NOQUEUE: reject: RCPT from websmtp.sohu.com[61.135.130.240]: 450 4.7.1 Service unavailable; Client host [61.135.130.240] blocked using bl.spamcop.net; Blocked - see http://www.spamcop.net/bl.shtml?61.135.130.240; from=<***@sohu.com> to=<***@gabacho-net.jp> proto=ESMTP helo=<websmtp.sohu.com>
(「websmtp.sohu.com」と「[61.135.130.240]」の間にスペースがない)
だから、修正前の式でも問題ないのだが、もしPostfixのログフォーマットがクライアントホスト名とそのIPアドレスとの間にスペースを挟むように変更されたらと考えて(多分ないと思うが)、そうなった場合に誤動作しないようにした。
実は、「from 」の後のスペースを探す代わりに「:」を探すようにしようと一度考えたのだが、おっと危ない。IPアドレスがIPv6の表記形式だったら誤動作してしまう。なので、「]:」を探すようにした。
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