5月29日「「バウンシングバック認証」で検索上位」で、5月14日「バウンシングバック認証という無茶なやり方」が「バウンシングバック認証」のGoogle検索で1位になっていることを述べた。6月22日現在、なおも1位を保っており、「バウンシングバック」の検索でも1位になっている。
さらに、6月17日「OptPlusの機能を考える」が、「OptPlus」または「Opt Plus」のGoogle検索で上位にのし上がった。6月22日時点の検索順位は次のとおりである。
「OptPlus」:3位(OptPlusの日本ベンダーのサイト以外ではトップ)
「OptPlus 特徴」:1位
「OptPlus 効果」:1位
「Opt Plus」:5位
「Opt Plus 特徴」:1位
「Opt Plus 効果」:3位
OptPlusについては、たくさんのマスコミサイトがヨイショ記事を出している。ベンダーやASPが相当働きかけたのだろう。その結果、多くの人がOptPlusのことを知るようになる。そして、OptPlusについてインターネットで調べようとした人は、私のブログ記事を見つけてS25R方式のことを知る。私は、インターネット接続費用以外にまったく金を使わずにS25R方式を宣伝できる。いやあ、うれしいうれしい。(^o^)
私のブログ記事がマスコミサイトのたくさんのヨイショ記事を抜き去って上位にヒットするのは、多くの皆さんがRSSでS25R雑情報をウォッチしてくださっている結果、検索のポイントが上がっているからではないかと思う。皆さん、ありがとうございます。(_"_)
S25R方式を2004年に発表して、2005年には「スパム 対策」のGoogle検索で1位になり、今も1位か2位を保っている。国内では有名になり、導入した方々から絶賛をいただいている。使ってみずに批判する声はあるが、使ってみたけれども使い物にならなくて放棄したという声は見当たらない。「(無料で使えてシンプルで効果が高い)S25R方式を知って、スパム対策をビジネスにするのをあきらめた」とどなたかが書いているのを見たこともある。今になってOptPlusを「現在のスパム対策ソリューションの中で最も投資対効果が高い」なんて、いったい何を調査していたのだろう?
まだまだ多くの人々がスパムに困っている状況だが、解決の希望はもう見えている。スパム対策で金を稼げる時代は、これから始まるどころか、すでに終わりが見えている。これからのメールセキュリティソリューション製品には、スパム・ウィルス対策は当たり前で、情報漏洩対策とか情報の真正性保証とか、そういう付加価値を考えた方がいいと思うよ。補助機能としてのスパム対策にS25R方式を取り入れているMail Proof Keeperのように。
(6月23日追記)
S25R方式を使ってみたけれども放棄したという声が見つかった。「SPAMメール対策ツールPostgrey(Postfix Greylisting Policy Server)」というページ。「S25Rは一部の正規なメールサーバを遮断してしまう行為です」って…うーん、遮断しないように「450」を返すよう説明しているから、S25Rによる拒否はグレイリスティングと変わらないんだけどなあ。素のS25R方式(手動ホワイトリスティング)では受け入れまでの遅延が大きいというだけで。
まあ、いいです。「良い提案は必ず批判を受ける。誰からも批判されない提案は採用しない方がよい」という話を聞いたこともあることだし(もちろん、逆は必ずしも真ならずで、批判を受ける提案は良い提案だという意味ではない)。
2 件のコメント:
S25Rは、確かに正当な評価だと思います。
だけど、これで解決するのでしょうか?
正引き、逆引きチェックで全て解決するのでしょうか?
僕は違うと思います。
書き込みありがとうございます。
もちろん、S25R方式ですべて解決することはありません。将来的には、ユーザーのPCから送信側メールサーバへの投函にすべてSMTP-AUTHで認証をかけ、かつ受信側メールサーバでは送信側メールサーバをドメイン認証で認証するという形態が理想であり、それに近付く努力は行われていくでしょう。
しかし、その理想形態がすぐには実現できない以上、現状に即したやり方が必要です。S25R方式は、完璧な対策ではあり得ないものの、現実を踏まえた上で高い効果を得ることができる実用的な方策です。
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