/^blackhole.*\.hknet\.com$/ 450 spam ex-convict
と掲載した。
その後、その方からの追加のメールで、hknet.comは香港にあるNTTコミュニケーションズ・グループのネットワークサービス会社であることを知り、改めてウェブを見て確認した。hknet.comドメイン配下のホストを顧客がスパム送信に悪用していると推測される。
そこで、共有ブラックリストへの掲載基準を以下のように見直した。
スパム送信(着信に成功したものに限らない)の前科があるホストであって、以下のいずれかに該当するもの。
- 「http://www.ドメイン名/」または「http://ドメイン名/」のウェブサイトがない。
- ウェブサイトがあっても、そのドメイン固有のまともなビジネスについての情報が掲示されていない。
- まともなビジネスのドメインであっても、顧客のコントロール下にあって悪用されるリスクのあるホストを収容するネットワークサービスである(スパム送信元はその事業者のコントロール下にあるメールサーバでないこと)。
また、S25Rの一般規則を使わない代わりとするブラックリストを検討していた頃の2010年11月3日の記事で、ウクライナのvolia.netの配下の、S25Rに引っかからない多くのホストからスパムアクセスがあったことを述べた(私はローカルのブラックリストでvolia.netをまるごと一時的受信拒否の対象としている)。www.volia.netにウェブアクセスするとwww.volia.com/ukr/にリダイレクトされ、翻訳にかけてみると、ネットワークサービスの会社とわかる。そこで、今後volia.net配下のホストからのスパムアクセスを私が発見したか協力者から通報された時には、上記3点目の条件に基づいてホストごとの一時的受信拒否条件を共有ブラックリストに掲載することになる。
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