日曜日, 6月 21, 2015

スパムを送信したウクライナのサイトに通報

 6月19日の記事で、ウクライナのベビー用品会社のメールサーバと思われるmail.malysh.uaからのスパムアクセスがSpamCopでブロックされたが共有ブラックリストに掲載しなかったことを述べた。
 その後さらに
Jun 19 12:51:31
Jun 19 20:47:30
Jun 20 00:24:10
にもスパムアクセスがあった。6月20日(土)の早朝にたまたま目が覚めてしまった時に、同ホストからのスパムアクセスが続いていることに気付き、同社に通報することにした。
 www.malysh.uaのウェブを見たら、ウクライナ語でしか書かれていない。キリル文字の「Контакти」がcontactの意味だろうと推測してクリックしたら、移動先のページに「m***@malysh.ua」(m***はmalysh)というメールアドレスが書かれていたが、なぜか「m***@」と「malysh」と「.ua」に3分割されたリンクで、mailtoアンカーではないのでメーラーの送信メールがポップアップすることはなく、メッセージ入力フォームが現れるでもなかった。そこで、スパムアクセスの送信者アドレスだった「a***@malysh.ua」(a***はadmin)に宛てることにした。もちろん、スパムの送信元がmalysh.uaドメイン配下であることはパラノイド検査で確認されていることなので、アドレスをかたられた被害者に迷惑がかかるからやってはならないとされる「スパムへの返信」にはあたらない。

「こちらは日本のアマチュアのインターネットサイト管理者です。貴社のホストmail.malysh.uaが私のサイトへスパムを送ろうとしているようです。それはSpamCopにブラックリスト登録されています。一時的拒否に対するそれの挙動はまともなメールサーバのものではありません。侵害されている可能性があります。チェックしてください。」

 メールは正常に送信された。ウクライナの時刻は日本より6時間遅いので、向こうでは金曜の夜遅くである。ウクライナでも土日は休業なら、返事があるとすれば22日以降になるだろう。もし同社が意図的にスパムをばらまいたのだとすれば返事は来ないだろうが、私のメールを「スパムを送るな。バカたれ!」と解釈してくれるだろうから、それでよし。

(2015/06/27追記)
 結局、ウクライナ時刻の26日(金)の終業時刻まで営業日1週間、返事が来ることはなかった。同社が意図的にスパムをばらまいた可能性は否定できないが、その後同社からのスパムアクセスは来ていないので、もうどうでもいい。

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